新築住宅のコンセントについて!失敗しない方法とつけすぎてもいい理由を解説します

「コンセントはとにかくたくさんつけた方がいい」と考える方もいますが、肝心なポイントはそこではありません。
数の多さではなく、どこでどんな家電製品を使うのか、どこにあったら便利だと感じるのかを意識することが大切で、そのうえで迷ったらつけておくことをおすすめします。
今回は、新築住宅のコンセントで失敗しない方法や、つけるか迷った際の対処法を解説します。

□コンセントの位置や数で失敗しない方法について解説!

新築住宅のコンセントの数や位置で失敗しない方法は、家の中で使うであろう電化製品をすべて列挙し、どこで使う可能性があるのかを考えることです。
以下の手順で進めれば、途中で迷うことなく確実に設置できるでしょう。

・今家の中で使っている家電製品と将来遣うであろう家電製品をすべて書き出す
・そのリストの横にどこで使う可能性があるのかを追記する
・同じ場所で使う可能性がある家電製品も考慮してコンセントの数を決める
・Amazonや楽天の売れ筋家電を参考に、抜けている家電製品がないかをチェックする

入念にチェックしても実際に住み始めたら、どこか抜け落ちているパターンも多いです。
そのため、使う家電製品をしっかりとリスト化する、失敗例や成功例をたくさん見て自分に合うものを見つけることが大切でしょう。

□コンセントの数に悩んだらつけすぎてもいい理由を解説!

新築を建てる際に設けるコンセントは、一般的な2口タイプのもので2,500円から3,000円程度ですが、建築後に追加する場合には約2倍の工事費用が発生することを覚えておきましょう。
コンセントの種類や住宅メーカーによって細かい金額は異なりますが、コンセントの工事は壁の内部に専用の回路を通さなければならず、決して簡単な作業ではありません。

現在の暮らしに合わせたコンセントはもちろんですが、子供の成長や家族が増えるといったような、ライフスタイルの変化も想定しながら選ぶと良いでしょう。

また、コンセントをつけすぎたからといって、後悔することはあまりありません。
コンセントの不足に悩まないことはmストレスフリーな生活に大きく寄与しますし、コンセントはそこまで目立たないため、全く使わないコンセントがあっても後悔するほどではありません。

ただし1点だけ、フロアコンセントについては注意が必要です。
フロアコンセントとは、床面に設置するコンセントのことでポップアップ型と収納型の2点があります。
フロアコンセントのメリットとして、壁面がなくても家電製品を使える点、延長コード不要で見た目にもすっきりする点があります。
しかし、デメリットとして外気が入ってくるため足元が冷たくなる、掃除するのが大変、フローリングに若干段差ができる点が挙げられます。

□まとめ

たかがコンセントと思うかもしれませんが、家電製品を心地よく使うためには電源、つまりコンセントが必要です。
あとから追加で工事したり、延長コードの使いすぎで居住空間の見栄えが悪くなったりするのを防ぐためにも、家づくりの段階から入念な設計を心掛けましょう。