造作洗面台は後悔する?設置する前に注意すべきこととは

「おしゃれな造作洗面台をマイホームに取り入れたい」と憧れを持っている方も多いでしょう。
理想の素敵な洗面台が作れるため、人気な造作洗面台ですが、実は後悔している方もいます。
今回は造作洗面台の失敗談と後悔しないための対策を解説します。

□起こりやすい造作洗面台の失敗談とは?

1つ目は、「もう少し大きい洗面ボウルにしておけば良かった」という失敗です。
洗面ボウルが小さいと、洗面台で寝癖直しに髪を濡らしたり子供が手洗いやうがいをしたりする際、水が洗面ボウルの外側に飛び散ってしまう可能性が高くなります。
特に2人で洗面所を使えるように、狭い空間に無理して小さい洗面ボウルを2つ設けようと考えている方は注意しましょう。
小さい洗面ボウルで外側に水が跳ねてしまわないように、毎日注意するのはストレスになってしまうかもしれません。

2つ目は、「使いやすさと掃除のしやすさを考えて水栓を選べば良かった」という失敗です。
見た目を重視してデザインが豊富な一般的な水栓を選んでしまいがちですが、利便性が高いシャワー水栓は洗い物がしやすいのでおすすめです。
また、おしゃれな洗面台を選んだ結果、掃除がしにくかったという失敗も多くあります。
見た目も大切ですが、カビやヌメリが発生しやすい水回りでは掃除が不可欠ですので、掃除のしやすさは洗面台を選ぶ上で重要なポイントです。

3つ目は、「流行りで間取りを選んでしまった」という失敗です。
コロナ禍により家に入ったら即手洗いうがいをするという習慣が今まで以上に根付き、玄関や廊下などに洗面台を設ける間取りが流行しました。
他の人がお風呂に入っている場合でも洗面台を使用できるというメリットがありますが、間取りや家の広さによっては生活動線を邪魔してしまう可能性が高くなります。
例えば、廊下に設置した場合、洗面所を使用している人と廊下を通る人がぶつかってしまい、特に忙しい朝はストレスに感じてしまうかもしれません。

□後悔を防ぐために事前に対策法を確認しておこう

失敗してしまった場合でも後から工夫することで対処できます。
例えば、おしゃれな木製のカウンターですが、水が染み込むとシミになってしまいます。
その場合は、後から防水塗装を施す方法がおすすめです。

しかし、後から対策できても費用が高くなってしまうため、事前の対策が大切です。
見た目のおしゃれさも大切ですが、長期的に考えて生活スタイルに合った造作洗面台を設けましょう。

□まとめ

おしゃれで人気な造作洗面台ですが、見た目にこだわりすぎてしまうと実際に生活し始めてから不便さを感じて後悔してしまうかもしれません。
毎日使う場所だからこそ、利便性を大切にしましょう。
当社では長く快適に住める、飽きのこないデザインの住まいをコンセプトに注文住宅の建設を行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。