諸費用の中で住宅ローンに組み込めるものは?家具家電の費用を組み込む際の注意点とは

「住宅ローンに組み込めるものについてよく分からない」
「家具や家電の費用をローンに組み込んでも大丈夫だろうか」
このようにお考えの方は多いでしょう。
住宅ローンに諸費用を組み込む際は注意点を把握しておくことが大切です。
今回は、上記の疑問を解決する情報をお届けします。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

□住宅ローンに含められる諸費用と含められない諸費用を解説!

住宅購入時の諸費用とは、住宅を購入した際の手数料や税金のことです。
この中には住宅ローンに含められるものと含められないものがあります。

住宅ローンに含められる諸費用には次のものがあります。

・売買契約や建築請負契約、住宅ローンを借りる契約時の印紙税
・火災保険料
・住宅ローンを借りる際の諸費用
・土地建物を登記するための諸費用、土地や住宅を仲介してもらった場合の仲介手数料
・建築確認等の各種申請費用
・地盤調査費用、水道負担金、地盤改良費用、住宅検査費用

これらは、住宅ローンに含められますが、諸費用の分にも金利はかかるので注意が必要です。

一方、住宅ローンに組み込めない諸費用には次のものがあります。

・固定資産税、都市計画税
・住宅の不動産取得税
・引っ越し費用、家具や家電の費用

入居後に支払う税金をはじめとする費用は、住宅ローンに含められません。
以上が、住宅ローンに含められる諸費用と含められない諸費用についてでした。

□家具や家電の費用をローンに組み込む際の注意点について解説!

続いては、家具や家電の費用をローンに組み込む注意点について解説します。
先ほど解説したように、基本的には家具や家電の費用を住宅ローンに組み込むことはできません。
しかし、住宅に直接取り付ける組み込み型の家具や家電は住宅ローンの対象となる場合があります。
ここからは、注意点をご紹介します。

1つ目は、金利高騰の影響を受けることがあるということです。
返済期間が長引くことで、金利の影響を受けて総合的な支払額が大きく変わることもあります。
余裕をもって返済できるような資金計画を立てることをおすすめします。

2つ目は、ローン契約が受理されないケースもあるということです。
不当に家具や家電の費用が組み込まれていると、利用者の信頼性が欠け、ローン自体を利用できなくなる可能性もあるので注意しましょう。

以上が、家具や家電の費用をローンに組み込む際の注意点についてでした。

□まとめ

今回は、住宅ローンに組み込める諸費用について知りたい方に向けて、何が組み込めるのか、注意点とは何かということについて解説しました。
当初の疑問が解決されたのではないでしょうか。
今回の情報を活用していただけると幸いです。
ご不明点がありましたらいつでも当社へご連絡ください。