日当たりを良くするために必要な隣の家との距離についてご紹介!

注文住宅を建てる際、日当たりを良くするためには、バルコニーの向きだけでなく隣の家との距離も考えて設計することが大切です。
今回は、日当たりを良くするために必要な隣の家との距離と、日光を取り込みやすくするための間取りについてご紹介します。
注文住宅の建築をお考えの方はぜひ本記事を参考にしてください。

□日当たりを良くするために必要な隣の家との距離

早速ですが、日当たりを良くするために必要な隣の家との距離はどれくらいでしょうか。

結論から述べると、正午の時間帯のみならず、朝の時間帯の日当たりも良くするのであれば、隣の家との距離は6メートル以上あるのが理想的です。

以下にて、隣の家との距離が4メートルの場合と6メートルの場合での、日当たりの良さの違いについて解説します。

*隣の家との距離が4メートルの場合

隣の家との距離が4メートルである場合は、1年を通じて正午の時間帯での日当たりを望めます。

しかし、1年の半分以上において、朝の早い時間帯での日当たりは望めません。
これは、隣の家との距離が比較的短いために、隣の家の影が入ってしまうことに起因しています。

*隣の家との距離が6メートルの場合

隣の家との距離が6メートルである場合は、1年を通じて正午の時間帯での日当たりを望めます。
また、冬の季節における限られた時間帯に少し影が入ってしまうものの、基本的には1年を通じて朝の早い時間帯での日当たりも望めます。

したがって、隣の家との距離が6メートル以上あると、年間を通じて日当たりが良くなります。

□日光を取り込みやすくするための間取り

次に、日光を取り込みやすくするための間取りについてご紹介します。

1つ目は、床の位置を高く設計することです。
注文住宅の設計の段階で、床の位置をなるべく高く設計することで、隣の家の影になる角度を小さくできます。

2つ目は、吹き抜けを作ることです。
1階にある窓から日光を取り込めなくても、吹き抜けを作ることで、2階から家全体に日光を取り込めます。

3つ目は、あらかじめ隣の家との距離を考慮して設計することです。
与えられた敷地面積にもよりますが、できるだけ北側に住宅を建てて南側に庭を作り、あらかじめ隣の家との距離を考えて設計することが大切です。

□まとめ

日当たりを良くするために必要な隣の家との距離と、日光を取り込みやすくするための間取りについてご紹介しました。
注文住宅を建てる際は、事前に隣の家との距離や高さ、設置する予定の窓の位置などを考慮して設計することが大切です。
注文住宅の建築を検討されている方は、ぜひ当社までご相談ください。