新築住宅のコンセント事情について!成功例とつけすぎて使わなかった例をご紹介します

コンセントの失敗例として、何かの電化製品を使いたくてもそこにコンセントがない、コンセントはあっても位置が悪くて使いにくい、数が足りないためタコ足配線を使用している、などが挙げられます。
この記事では、住み心地を大きく左右する新築住宅のコンセント事情について、成功例や上記のパターンにおける具体的な失敗例をご紹介します。

□新築住宅のコンセントの成功例についてご紹介!

1つ目は、テレビ設置場所にLAN配線も設置した例です。
Wi-FiがあるからLAN配線はなくても良いと感じる方も多いかもしれませんが、重いデータが必要な動画配信サービスを高画質でスムーズに視聴できるような良さがあります。
また、その他にもテレビのWi-Fi設定が不要になるなど、無線だけでなく有線の選択肢を残しておくと、後から便利さに驚かされることもあるでしょう。

2つ目は、ベッド付近にコンセントを設置した例です。
現代では、寝る前にスマホをいじる方は多いと思いますが、ベッドの枕元近くにコンセントがあると充電できますし、アラームとして利用する場合も手元にあると便利です。

3つ目は、屋外コンセントの位置を駐車スペースに設置した例です。
駐車スペースにコンセントを設置することでコード付きの掃除機で車内の掃除ができますし、電動芝刈り機や子供用ビニールプールの電動空気入れを使用する際など、活躍する場面が意外にたくさんあります。

4つ目は、ダイニングテーブルを置く壁にホットプレート用のコンセントを設置した例です。
ダイニングテーブルでホットプレートを使えるようにすることで料理の選択肢の幅が広がりますし、わざわざ延長コードを用意する必要もなくなるため便利です。

□つけすぎて使っていないコンセントとその理由を解説!

テーブルの上で使うことを想定してフロアコンセントを設置したものの、カーペットを敷いたことで全く使わないコンセントになっていた、というのはよくある例です。
フロアコンセントについては足元が冷える原因になる可能性もあるため、本当にその場所に必要なのか、カーペットを敷く可能性はあるのかを考えておきましょう。

次は、キッチンでスマホ充電用に2口コンセントを2つつけたものの、1つで十分だった例です。
レシピ動画など料理中にも充電したい、調理家電も併用したいと思われるかもしれませんが、普段スマホの充電をソファや寝室でしている方には不要かもしれません。

最後は、洗面台横のコンセントです。
ドライヤー用に最低1つは必要なコンセントですが、コンセントの位置によっては収納と重なったり、4口もいらなかったりします。

□まとめ

コンセント事情については、設計の終盤に考えるもので、家づくりに疲れてきてしまっているタイミングで考えることになるかもしれません。
ただ、新築を依頼する住宅設計のプロであっても、ご家庭で使用する家電製品やライフスタイルを全て把握しているわけではないので、この記事が理想のマイホームづくりの一助になれば幸いです。