新築住宅で後悔しないために!カーテンの種類と測り方について解説します

カーテンをはじめとした窓周りにつける装飾全般のことを、インテリア業界では「ウィンドウトリートメント」と言います。
カーテン以外にも、ブラインドやロールスクリーンもウィンドウトリートメントのひとつです。
部屋の雰囲気を大きく左右するカーテンですが、種類がたくさんありすぎて、何を選べば良いか迷ってしまうかもしれません。
そこで今回の記事は、カーテンの種類や測り方について解説します。

□新築住宅で後悔しないために!カーテンの種類についてご紹介!

1. ダブルカーテン
ダブルカーテンは、一般的なカーテンとして認識されている種類であり、薄手で光を通すレースカーテンと厚手の生地のドレープカーテンの2つで構成されています。
ドレープは防音や遮光などの性能や豊富なデザインなど多くの選択肢が特徴で、レースカーテンは色褪せしにくく耐久性があり、お手入れしやすいのが特徴です。

2. ロールスクリーン
ロールスクリーンは、上部で巻き上げるため、開口部がすっきりして見えるのが特徴で、シンプルで取り付けも簡単というメリットがあります。
最近では、超高機能を兼ね備えた立体構造のものなどデザイン性の高いものが多いですが、かつてはシンプルさゆえに物足りない印象から使われないことが多く、イメージがわきにくいかもしれません。

3. ブラインド
ブラインドは、何枚ものスラットと呼ばれる羽根が組み合わさってできています。
モダンさと光量調整のしやすさのメリット、断熱性能や遮音性能が高くないというデメリットがあり、スラットの材質によって見た目や質感、部屋の雰囲気が大きく変わります。

4. シェード
シェードは、生地を水平に畳みながら上下に昇降させる仕組みのため、部屋がすっきり見える特徴があります。
デザインの豊富さから窓際で個性を演出できますが、頻繁に上げ下げするには向いていないため、主に小窓に使うのがおすすめです。

5. プリーツスクリーン
プリーツスクリーンは、ジャバラ状の生地を折りたたむように開閉させることで、部屋に入れる光量の調節が容易な点が特徴です。
素材も和紙や不織布など多様で、色合いだけでなく質感も変えられるため、和室でも洋室でも使うことができます。

□新築住宅で重要なカーテンの測り方を解説!

カーテンを取り付ける横幅は、カーテンレールの端にある固定されたフックの幅を計測します。
理想的な横幅は左右に全体の10%くらいの余裕がある状態ですが、幅が足りずに窓が隠れ切らないというのが最悪のパターンなので、迷ったときには大きい方のサイズを選ぶと良いでしょう。

縦の長さは床までの長さから2cm引いた数字、腰窓や出窓は15cm程度垂れた状態を理想とします。
カーテンが長すぎると格好が悪くなってしまいますが、短い場合には遮光性や防音性、断熱性に影響を及ぼすので、短い場合よりは長い方が良いでしょう。

□まとめ

カーテンを決める順番として、サイズを決めた後に色や柄、そのあとに場所や用途に合わせて防音性や遮音性などの機能性を追加すると良いでしょう。
種類は様々なので、ご自宅にマッチするカーテンを選び、つけたい部屋にベストなサイズのものを購入するためにも、適切に測った上で理想の部屋づくりを実現してください。