土間リビングの魅力は何?メリットとデメリットをご紹介します!

リビングに土間を設けたいけれど、どのようなメリットとデメリットがあるのかわからないという方は多いのではないでしょうか。
今回は、土間リビングのメリットとデメリットをご紹介します。
参考にしていただければ幸いです。

□土間リビングにはどのようなメリットがある?

そもそも、土間とは何のことを指すのでしょうか。
土間は、屋内でありながら土足での移動が可能な、屋内と屋外を繋ぐ中間領域のことを言います。
近年、再流行しているこの間取りのメリットは主に3つです。

1つ目は、リビングに開放感を生み出すことができる点です。
土間を設けることで、リビングに高低差が生まれ、開放感を演出してくれます。
また、居住空間と土間空間では使用する素材が異なるため、空間をおしゃれにするアクセントとなってくれるでしょう。

2つ目は、メンテナンスや掃除が行いやすい点です。
土間に使われる素材は、コンクリートやタイルなどの耐久性が高いものが多くなっています。
そのため、箒(ほうき)やブラシ、場合によっては水を使って掃除を行えます。
板間と比較して傷つきにくい点も魅力的です。

3つ目は、用途に合わせて幅広い使い方ができる点です。
土間は、土足で歩ける特徴を活かして、様々な用途で使用できます。
汚れやゴミが発生しやすく、掃除が大変な作業も土間であれば気軽に行えるでしょう。

例えば、DIYや自転車などの整備、お子様が汚れを気にせずにお絵描きを楽しむ遊び場としても使用できます。
リビングと直結しているので、作業中でも家族とコミュニケーションをとれるのは、土間リビングならではの魅力だと言えるでしょう。

□土間リビングにはどのようなデメリットがある?

*冬場に部屋が冷えやすくなってしまう

土間リビングは、熱伝導率の高い素材を利用し、土の上に作られます。
そのため、土の冷たさがそのまま伝わってしまうのです。
夏は涼しくなりますが、冬は冷えやすいので対策が必要となるでしょう。

*段差ができてしまう

土間リビングは、土間を土の上に作り、さらに部屋の床を基礎工事の上に設けます。
そのため、段差が生まれやすく、高齢の方などにとって負担になってしまいます。

*部屋を行き来するのに手間がかかる

土間リビングは、一部を土足で歩くことになるため、靴を脱いだり履いたりする手間が発生します。
ただ、この問題は土間を作る場所が適切であれば解決する場合もあるので、確認するようにしましょう。

□まとめ

土間リビングは、部屋に開放感を与え、様々な用途で使用できる一方、冬場に部屋が冷える、段差ができやすいといったデメリットがあります。
このようなメリットとデメリットを踏まえたうえで、土間リビングを作ることを検討することをおすすめします。