南北に長い土地をお考えの方へ!日当たりについてご紹介します!

注文住宅をお考えの方の中には、南北に長い土地に家を建てたいと考える方がいらっしゃるでしょう。
南北に長い土地には、その特徴ならではのメリット、デメリットが存在します。
特に日当たりの面ではその形独特の特徴があります。
今回は、南北に長い土地について解説しますので、ぜひ家づくりの参考にして下さい。

□南向きに家を建てた際の日当たりの面での問題

家づくりの際に日当たりを気にする方は多くいらっしゃるでしょう。
また、一般的に南向きの家は日当たりが良いと思われがちです。

しかし、実際には南向きの家は日当たりが良いとは言い切れません。
その理由は、南向きの家は、同時に北向きの家になってしまうからです。
南向きの家はもちろん日当たりの良い部屋ができるものの、家全体を考えた時には、北に面している部屋は1年中日当たりの悪い部屋になってしまいます。

また、南向きの家では家の北側に太陽光が当たらないため、殺菌や乾燥ができずに家の壁が汚れやすくなったり、カビが発生したりするので注意が必要です。

□南北に長い土地のメリットとデメリット

*南北に長い土地のメリットについて

1つ目のメリットは、坪数が広いことが多くあることです。
南北に長い土地は、細長いので土地を分けて売り出しにくいため、元の土地の広さで売り出されることが多く、広い土地になります。

2つ目のメリットは、日当たりを確保しやすいことです。
南北に長い家は、南側にスペースを開けておくことで、周囲の家の影響を気にすることなく日当たりを確保できます。

*南北に長い土地のデメリットについて

1つ目のデメリットは、廊下が必要になることが多いことです。
南北に長い家は部屋間を繋ぐのに廊下を設けなければならないことがあります。
廊下を作るとその分だけ部屋の広さを小さくする必要があるので、間取りに制限が生まれてしまいます。

2つ目のデメリットは、東側と西側は日光が入りにくいことです。
南側の日当たりが確保しやすいというメリットを説明しましたが、一方で東側と西側は近隣に家がある場合、朝と夕方に日が当たりにくいことがあります。

□まとめ

南北に長い土地について解説しました。
家づくりの際に日当たりは重要なポイントなので、南北に長い土地をお考えの方はその点に注意することが必要です。
メリットとデメリットを理解した上で家づくりに役立ててみてください。
何かわからないことや気になることがあれば、お気軽に当社にお問い合わせください。