住宅ローンの考え方について!世帯年収から見た借りるべき額の目安を解説します!

注文住宅を購入の方は、住宅ローンの借入額について悩まれている方は多いのではないでしょうか。
住宅の購入は人生でそんなに多く経験するものではないため、どのくらいのローンを借りれば良いか分かりづらいですよね。
そこで、この記事では世帯年収の額から考える住宅ローンの借入額と、その他の基準をご紹介します。

□世帯年収の額から考える住宅ローンの借入金額をご紹介!

まず、皆さんは住宅ローンと聞くと、どのくらいの金額をイメージされますか。
住宅の購入経験がある方は想像しやすいかと思いますが、そうでない方はなかなかイメージできないのではないでしょうか。
住宅ローンの借入額は、ご家庭の世帯年収から目安を知ることが可能です。

例えば、世帯年収300万円のご家庭であれば、借入金額は2040万円くらいが目安です。
世帯年収が400万円であれば、借入金額は2720万円になります。
世帯年収が500万、600万円と増えるにつれて借入金額も増額し、世帯年収700万円となると借入金額は4760万円くらいがちょうど良いでしょう。

このように、世帯年収によって、適正な借入金額はある程度把握できます。
ちなみに、住宅ローンの目安は、年収の7倍程度と考えておくと覚えやすいです。

ただし、これはあくまで目安の金額であり、ご家庭によって経済事情が異なるため、一概にこの金額が適正であるとは言い切れません。
例えば、収入は同じでも支出額が全く異なる場合があります。
支出の多いご家庭が、この目安に沿って住宅ローンを決定してしまうと、返済の負担が大きくなるため、将来のことを踏まえて金額は決定しましょう。

□その他にはどんな基準を目安にすれば良い?

前節では、住宅ローンの借入金額の目安を世帯年収から算出できることをご説明しました。
ここからは、世帯年収以外で基準とすべき目安をご紹介します。

まず、「自己資金」は住宅ローンを借りる上で重要な目安です。
もちろん、住宅の購入においては自己資金がなくとも可能ですが、頭金のことなどを考えるとある程度の自己資金も必要です。
そのため、住宅を購入される際は、自己資金がどれくらい準備できるのかも考えましょう。

また、「年齢」も住宅ローンを考える上では見逃せない要素です。
なぜなら、住宅ローンには年齢制限が定められているものが多いからです。
一般的には、「申込時年齢」そして「完済時年齢」の2種類が定められている場合が多いです。
ある程度年齢を過ぎてしまってから住宅ローンを借り入れると、定年後の返済が苦しくなってしまうため、しっかりと将来設計を立てた上でローンは借り入れましょう。

□まとめ

今回ご紹介したように、住宅ローンの借入金額で悩まれている方は、世帯年収を目安として考えてみてはいかがでしょうか。
住宅ローンはかなりの金額となるため、無理なく返済できる範囲で借りたいですね。
住宅の購入について他に疑問点等ございましたら、いつでも当社までご相談ください。