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コラム

2026-01-12

長期優良住宅のメンテナンスはなぜ必要?認定取り消しリスクと費用目安を解説

長期優良住宅は、その名の通り、長期にわたり快適で安全に住み続けられるように、様々な基準を満たして建てられた住宅です。
その性能や品質を維持し、資産価値を保つためには、日頃からの適切な維持管理が不可欠となります。
新築時のメリットを享受し続け、将来にわたって安心して暮らすために、どのようなメンテナンスが求められるのでしょうか。
今回は、住まいの寿命を延ばし、快適な住環境を保つためのポイントを見ていきましょう。

長期優良住宅のメンテナンスはなぜ必要?

長期優良住宅は、単に「長持ちする」だけでなく、長期にわたり使用するための構造や設備、さらには良好な居住環境への配慮がなされている住宅です。
この優れた状態を維持し、将来にわたってその快適性や安全性、省エネ性といったメリットを享受し続けるためには、計画的で継続的なメンテナンスが不可欠となります。

維持管理計画と点検義務

長期優良住宅の認定を受けた際には、将来にわたる住宅の維持保全計画が作成されます。
この計画には、住宅の性能や品質を維持するために必要な定期的な点検の時期や項目、実施すべき修繕や改修の内容が具体的に定められています。
住宅の所有者は、この計画書に沿って、定期的な点検を実施し、発見された不具合に対して必要な修繕や改修を行う義務があります。

認定取り消しのリスク

維持保全計画に基づいたメンテナンスを怠り、必要な点検や修繕が行われなかった場合、長期優良住宅としての認定が取り消される可能性があります。
認定が取り消されると、これまで受けていた税制上の優遇措置や補助金などが返還を求められる事態に発展しかねません。
また、所管行政庁からの記録報告の求めに応じない、あるいは虚偽の報告をした場合には、法律に基づき罰金が科されることもありますので、注意が必要です。

長期優良住宅のメンテナンス費用はいくら?

長期優良住宅のメンテナンスにかかる費用は、実施する点検や修繕の内容、そして依頼する専門家や業者によって変動します。

点検や修繕にかかる目安

住宅の構造や設備の状態を専門家が目視で確認する点検の場合、一般的には5万円から10万円程度が費用の目安となります。
より詳細な調査や、専門的な機材を用いた診断が必要な場合には、10万円から15万円程度、あるいはそれ以上の費用がかかることもあります。

費用を抑える方法

メンテナンス費用を抑えるためには、まず自分自身でできる範囲の点検を日常的に行うことが有効です。
例えば、外壁に目立つ汚れやひび割れがないか、玄関ドアや窓の開閉はスムーズか、水回りにカビや異臭がないかなど、維持保全記録シートなどを参考に、ご自身でも確認できる項目をチェックしてみましょう。
また、新築時に家づくりを依頼した建設会社、ハウスメーカー、工務店にメンテナンスを依頼することも、費用を抑える方法の一つです。
これらの事業者は住宅の構造や履歴を熟知しているため、的確な診断と対応が期待でき、定期点検の時期に連絡が来るサービスを提供している場合もあります。

まとめ

長期優良住宅は、その高い性能と品質を維持し、長期にわたり安全で快適な暮らしを享受するために、計画的なメンテナンスが不可欠です。
認定時に作成される維持保全計画に沿った定期的な点検と、発見された不具合に対する適切な修繕・改修が重要となります。
メンテナンスを怠ると、認定取り消しや税制優遇などの返還リスクが生じる可能性もあります。
ご自身での点検や、新築時の施工業者への相談などを通じて、住まいを長期的な視点で良好な状態に保つことが、資産価値を守り、安心できる暮らしに繋がります。

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