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コラム

2025-09-28

新築でアレルギー対策!安心安全な住まいづくり

新築への引っ越しは、人生の大きな転換期です。
待ちに待ったマイホームでの生活は、心躍るものですが、アレルギー体質の方にとっては、一抹の不安がつきまとうかもしれません。
新居での快適な生活を送るためには、アレルギーリスクへの理解と適切な対策が不可欠です。
そこで今回は、新築におけるアレルギーリスクとその軽減策について、具体的な方法を提示します。

新築とアレルギーリスク

シックハウス症候群の原因物質

シックハウス症候群は、建材や家具などから放出される化学物質が原因で起こる健康被害です。
代表的な原因物質はホルムアルデヒドで、接着剤や合板などに含まれています。
その他、トルエンやキシレンなどの揮発性有機化合物(VOC)も症状を引き起こす可能性があります。
これらの物質は、新築住宅では特に濃度が高くなる傾向があります。

シックハウス症候群の症状

シックハウス症候群の症状は、目のかゆみ、鼻水、頭痛、吐き気、倦怠感など様々です。
症状の程度は個人差があり、軽微なものから呼吸困難などの重篤なものまであります。
これらの症状は、新居に住み始めてから現れ、家から離れると軽減する傾向があります。

シックハウス症候群の予防策

シックハウス症候群を予防するためには、建築段階での対策が重要です。
ホルムアルデヒド放散量の少ないF☆☆☆☆(エフフォースター)の建材を使用したり、化学物質の少ない天然素材を積極的に使用したりすることが有効です。
また、換気システムの導入も不可欠です。
特に、給気と排気を機械で行う第1種換気システムは、効率的な換気を実現します。

その他のハウスダスト対策

シックハウス症候群以外にも、ハウスダスト、ダニ、カビなどもアレルギー症状を引き起こす原因となります。
こまめな掃除、特にハウスダストの除去は、症状の軽減に効果があります。
掃除機や、ダニ対策に効果的な布団乾燥機などを活用しましょう。
また、湿度管理も重要です。
50%程度の湿度を保つように心がけ、カビの繁殖を防ぎましょう。

生活習慣の改善策

アレルギー症状を悪化させないためには、生活習慣の改善も大切です。
禁煙、適切な湿度管理、十分な睡眠、バランスの良い食事など、健康的な生活を心がけましょう。

アレルギー対策の具体的な方法

換気システムの選び方

換気システムは、室内空気の質を大きく左右します。
第1種換気システムは、機械による強制換気なので、効率的に空気を入れ替えることができます。
フィルターの性能も確認し、花粉やPM2.5対策にも効果的なものを選びましょう。
定期的なフィルター交換も忘れずに行いましょう。

建材選びのポイント

建材を選ぶ際には、ホルムアルデヒドなどの化学物質の放散量が少ないものを選びましょう。
F☆☆☆☆の建材を選ぶことが推奨されます。
また、天然素材や無垢材を使用するのも良い方法です。

掃除方法と適切な清掃用品

掃除は、アレルギー対策において非常に重要です。
ハウスダストやダニの死骸、カビなどを除去するために、掃除機、ダニ取りシート、マイクロファイバークロスなどを活用しましょう。
床材の種類に合わせた清掃方法も意識してください。

花粉対策

花粉症対策として、花粉の侵入を防ぐための窓やドアの工夫、空気清浄機の活用などが効果的です。
また、外出時はマスクを着用し、帰宅後は衣服を清潔に保つことも大切です。

PM2.5対策

PM2.5対策には、空気清浄機の使用が効果的です。
HEPAフィルター搭載の空気清浄機を選ぶと、より効果的にPM2.5を除去できます。
また、窓を閉めて過ごす際は、定期的に換気を行いましょう。

まとめ

新築におけるアレルギーリスクは、シックハウス症候群をはじめ、ハウスダスト、ダニ、カビ、花粉、PM2.5など多岐に渡ります。
これらのリスクを軽減するためには、建材選び、換気システムの導入、こまめな掃除、湿度管理、生活習慣の改善など、総合的な対策が必要です。
それぞれの対策を適切に行うことで、安心して快適な新生活を送ることが可能になります。
アレルギー症状が気になる場合は、専門医への相談も検討しましょう。
新居での生活を、健康的なものにするための第一歩を踏み出しましょう。

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